会話力はお互いの話を弾ませる上で大切なコミュニケーションスキルです。
会話力一つで一緒に話していて楽しいと思わせ、そのルックスに関わらず、男女問わず魅了することが出来ます。
それぐらい大切な会話力。
あなたはどれくらい気を付けて会話していますか?
今回は会話力向上させる方法を書いていきます。
目次
会話を盛り上げる力=質問の仕方
会話を盛り上げるには、ただただ相槌を打ちながら話を聞くのではなく
相手の話をうまく引き出しながら会話するための質問力が求められます。
相手との関係性が薄い場合は、相手に答えの選択肢が限られているクローズドクエスチョンから始めると良いでしょう。
クローズドクエスチョンとは、イエス、ノーで答えられるような質問のことを指します。
例えば「今朝朝ごはん食べた?」
や
「昨日の夜テレビ見た?」などの質問がこれにあたります。
「最後に東京に行ったのいつ?」など相手にいつ、どこで、を聞く質問もこれに含まれます。
オープンクエスチョンよりも答えやすいのが特徴です。
しかしこのタイプの質問を聞きすぎてしまうと、まるで尋問のようになってしまうので初めの数回だけで留めておきましょう。
ある程度会話が弾んできたら、今度はオープンクエスチョンの数を増やしていきましょう。
「今朝朝ごはん何食べたの?」
や
「昨日の夜は何してた?」など、どのように、どれくらいを聞く質問がこれにあたります。
答えの幅が広く、話が弾んでいるときは相手が相手の意見を述べやすい質問です。
答えの幅が広い分、その時の状況や、感情なども含めて話すことが出来、相手を知るためにはもってこいの質問です。
クローズクエスチョンもオープンクエスチョンも、どちらも相手の話を聞き出すための質問です。
質問したら必ず相手の意見や思いをしっかりと受け止めて、その受け取った情報から次の会話を広げていきましょう。
聞いておきながらうっかり答えを受け流してしまうと、質問したにも関わらず相手に「この人私の話を聞いていない」という悪い印象を与えてしまうので要注意です。
会話を盛り上げる力 会話の中でも重要とされる力は聞く力です
質問したら相手の思いや考えになるべく同調しながら、相手が話しやすいように相槌を打ちつつ会話を広げていきましょう。
次々に新しい質問をするのではなく、一つの質問や話題から会話を広げていく方が自然な流れで会話が弾みます。
相手の表情や、会話中のリアクションをよく観察して、相手の興味のある部分を発掘していきましょう。
シリアスな相談にはシリアスに受け止め、冗談を話しているようであれば素直にたくさん笑いましょう。
話している相手があなたと話すことで楽しかった、助けられた、と思えるかどうかがポイントです。
ここが会話力の試されどころです。
女子限定の会話を盛り上げる力【上品さ】 上品さはいつも女性の色気と気品を支える大切なポイントです
どんなに会話に困っても、絶対に言ってはいけないのが人の悪口と汚い言葉遣いです。
これをしてしまうと一気にあなたの女子としての魅力が減退してしまいます。
どんな会話でもマナーは最低限守る必要があります。
ついつい盛り上がるので言ってしまいがちですが、どんなに仲のいい間がらでも、悪口とマナーだけは気をつけましょう。
会話を盛り上げる力【姿勢と態度】
座る姿勢や、聞く態度はどうでしょうか?
態度は言葉と同じくらい相手に与える印象が強いです。
のけぞったり、逆に背にもたれかかり過ぎて姿勢が崩れていたり
またはあっちを向いたりこっちを向いたりきょろきょろとしながら話を聞くのでは
話している相手はあなたが話しに興味がないのかと思ってしまします。
表情や態度でも相手の話に興味があるアピールをしながら相手の話を聞きましょう。
必ずしもすべての話が興味深い訳ではありませんが、まれにつまらない話だったとしてもなぜ相手がそう思ったのか
なぜその考えに至ったのか相手のキャラクターや経験も踏まえがら話を聞くと
聞いている側もより興味を持って話を聞くことが出来ます。
また、座る姿勢をキレイに保つことも会話力では大切です。
就職の面接ではないので、終始ピンとしている必要はありませんが、やはり定期的に自分を見つめなおして、リラックスしすぎていないか気をつけましょう。
喫茶店で話している人が、上半身はピンとしていても、下半身がガニ股になっている姿も良く見かけます。
鏡越しに実は相手にも見えていますよ。
もう一点やってしまいがちなミスはケータイです
相手との会話中にケータイが鳴ると、ついつい気になって見てしまいますよね。
いくら大事な人からの用事かもしれないと言えど、相手の話に集中しきれていないことが相手にバレてしまうマイナス行為です。
ケータイの電源まで切る必要はないですが、どうしても気になってしまう人はサイレントモードにして、トイレに行ったときや、話が終わったタイミングのときだけチェックするようにして
自分自身もケータイを気にせず相手の話に集中できる環境を整えましょう。
会話を盛り上げる力【男女の違いを理解する】
話したい話は男女でかなり差があります。
話したことに対して求めている答えも男女で違います。
これらの違いをよく理解することで、話を広げやすいです。
男性は自分の自慢話をすることを好み、自分の出来たことに対して相手からの「すごい」「かっこいい」という言葉を求めています。
どんな男性もプライドがあり、見下されることは嫌います。
あなたが男性の話を聞いていて、「それはちょっとな…」と思っても、ストレートに相手に伝えない方がいいです。
男性は女性よりも、女性の言葉を特にセンシティブに受け止める傾向があるので、強がって「そんなこと気にしないし。」という態度でも、実は傷ついているパターンが多いです。
あくまでもマイルドに、オブラートに包んで伝えましょう。
伝わっていないようで案外と伝わっています。
また、男性はシリアスな相談事では相手からの本気のアドバイスを求めていて、ただただ聞いてほしいだけではありません。
進路で今後どうすればいいか、や仕事のことなどの相談では、男性の思いを少しフォローしながらアドバイスを加えていきましょう。
女性は物事の結論よりも過程を重視する傾向があり、オチが無くても過程を話すことを好み、それに対する気持ちや考えに対して同調を求めます。
会話の中で「私もそう思うよ。」という言葉を求めています。
また、髪型を変えたことや、新しい服を着ていることなどルックスへの変化に気付くことが出来ると喜ぶ傾向があります。
シリアスな相談事でも、女性の場合は結論が決まっていてただ聞いてほしだけというときがあるので、相手に自分のアドバイスが伝わっていなかったと思うのではなく
自分のアドバイスを踏まえた上で相手が決めたこと、と理解すると良いでしょう。
これらの男女差を理解することは、会話を弾ませる上で重要なポイントです。
男性と話すときは男性の気持ちに沿って、女性と話すときは女性の気持ちに沿って話すと
相手があなたと話して楽しかったと思えるはずです。
一概にこの男女の違いが全ての人に当てはまるわけではないので、相手によっては男性でも話を聞いてほしいだけだったり
女性でも同調ではなくアドバイスを求めていることがあるので、相手が会話の中で何を求めているかは相手のキャラクターと気持ちを十分に理解する必要がありますが
これらのポイントを頭に入れて話すと会話が盛り上がりやすいです。
まとめ
- 質問の仕方
- 聞くスキル
- 上品
- 男女の違い
と書いてきました。
話を盛り上げる会話力は職場からプライベートまで必要な力です。
しかしシャイな人や話し下手な人は、緊張してしまって何を話したらいいのか分からなくなってしまう人もいます。
上記で上げた会話スキルをもう一度見直して、マイナスになる行動さえとらなければ、ひとまず始めはOKです。
会話力は練習あるのみなので、話し下手でもコミュニケーションをとることから逃げず、積極的に会話に参加してみましょう。
会話力でコミュニケーション能力を高め、誰もが一緒にいて楽しいと思えるような素敵な人を目指しましょう。